宮崎県伝統工芸士の作品で、本漆による「太刀盛り」、本蝋仕上げ。樹齢300年以上の榧から製作した、貴重な天地柾一枚板の本榧卓上碁盤です。ほどよく赤みの入った味わいのあるよい色あい。天面の柾はやや揺れがあるものの、比較的真っ直ぐで落ち着いた木味です。残念ながら天面に葉節がありますが、ご使用には全く問題ありません。また、その他の面にも小さい葉節のほか、口の閉じた細い割れ跡や浅いキズなどがありますので、詳細は下記をご確認ください。
天面
葉節が3ヶ所あります。目立ちにくくするために目盛りが重なるよう製作しています。
天面アップ
木口
逆木口
中央に油分によるシミ、白枠部に口の閉じた細い割れ跡があります。
左側面
左上部に3ヶ所、右側に1ヶ所小さい葉節があります。
右側面
浅いキズがあります。
裏面
右側上部および下部に小さい葉節があります。また、下端にシミがあります。
自然乾燥10年以上
本榧の乾燥期間は1寸1年と言われていますが、当店では足付盤・卓上盤に関わらず、独自の技術で10年以上自然乾燥した榧材を使用しております。将来的な割れや反りを生じにくくするためには、長い年月をかけてじっくりと乾燥させることが重要です。